茶蓮

茶の湯で人とつながる。世界とつながる。
日本の伝統文化茶道と和の心を日英バイリンガルでご紹介します。

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茶の湯について

『茶の湯とは ただ湯を沸かし 茶を点てて 飲むばかりなる ことと知るべし』(利休百首より) 茶の湯は、長い年月をかけて育まれた日本の伝統文化です。少し敷居が高いと感じるかもしれませんが、おもてなしの心は、世界中の人々と分かち合うことができます。抹茶はヘルシーで栄養価に富み、静かにお茶を点てるひとときは心身を健やかにします。四季折々のテーマを取り入れたお茶席での、亭主とお客様との心の交流、そして数々の道具の鑑賞は、格別な非日常体験となります。もともと仏教の伝来とともに日本へ紹介された喫茶の文化は、室町時代に京都で抹茶の製法が開発され、16世紀には千利休により茶道として大成しました。茶道は、書、花、香、懐石や和菓子、陶磁器、漆器、着物、建築や庭園に至る日本の伝統文化の集大成、総合芸術とも言われています。茶の湯で感性を磨き、暮らしの知恵や文化芸術の教養を身につけ、それらを英語で発信することはグローバル時代の様々なシーンで役立ちます。

茶蓮について

「茶蓮」は、茶の湯の探求と、時代にあった新しい提案を、茶道家・保科宗眞(裏千家教授)を中心に日英バイリンガルで企画・運営するプロジェクトです。茶道のルーツをイメージして名付けました。英名「Tranquilitea」は、静穏を意味する寂(tranquility)とお茶(tea)を合わせた造語で、千利休が残した茶道の精神「和敬清寂」- Harmony, Respect, Purity, Tranquility -に由来します。これは茶の湯に限らず、日本の人々が古より大切にしてきた精神であり、人の道としていつの時代も普遍の価値があると言えましょう。茶蓮は、真の豊かさを求めて「稽古照今」し、歴史と向き合い、いまを生きる私たちのインスピレーションとなる茶の湯を、活力溢れるTOKYOから発信します。

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稽古照今

お稽古という言葉の語源をご存知ですか?そのルーツには「稽古照今」という漢詩があり、古くは孔子が編纂したとされる中国最古の歴史書、書経に登場します。日本でも古事記の序文に記されるほど、とても大切な言葉なのです。「稽古」とは、古(いにしえ)を考える(稽)ということ、そして「照今」は、それを今に照らし役立てるということ。つまり、稽古照今とは「昔のことを調べ、今なすべきことは何かを正しく知る」という意味になります。人々が太古の昔より先人に学んできた、謙虚な姿勢を感じとることができると同時に、茶道のお稽古を通してこころを養い、伝統文化から何を読み解くか、現代の私たちへの大切なメッセージとも受け止められます。

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抹茶でウェルネス

いま、ストレスコントロールの有効な手段として、最新の脳科学が解明する「マインドフルネス」が注目を集めています。これは、仏教の瞑想の効果を科学的に実証したもので、茶を点てるプロセスは正にマインドフルネスそのものです。「茶禅一味」と言われるように、茶の湯には禅の世界観が体現され、点前はそれ自体が動く瞑想と解釈することができます。静かに茶を点てる時間は、いつの時代も人々を非日常の時空へ誘い、心身を癒してきました。
茶の湯のこころを科学するとマインドフルネスになる。コーヒーやタバコなど、いつもの一服の替わりに、ヘルシーな抹茶でマインドフルにIPPUKUを。茶蓮は、健康のためのウェルネス茶活をご提案します。

Service & Project

茶の湯体験 / 茶会イベント

ガイドブックには載っていない、もう一歩踏み込んで日本文化を理解したい方のための茶の湯プライベート体験。お点前の解説、茶の湯の歴史から茶会の楽しみ方まで、ネイティブレベルの英語で楽しく丁寧にご案内いたします。観光やお仕事で訪日されるお客様のご接待として好評を頂いております。

場所 都心のホテル、非公開茶室など
時間 120分
詳細お問合せください。

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英語茶道クラス『英語DE茶の湯』

ティーセレモニーとして海外のお客様にも人気の茶道。外国の方々が特に興味をもつのは、茶道の精神や日本文化の根底にある本質です。お点前にこめられた意味など、これまで言葉にして発せられずにきた「茶のこころ」を、簡単なフレーズの英会話で伝えられるようにお稽古します。
著書
「英語DE茶の湯〜こんなとき、どうする?」淡交社
アマゾン茶道部門1位
Kindle電子版もございます

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ヨガと茶の湯の会

活力溢れる都会生活には、自分と向き合う良質な「静」が必要です。専任ヨガ講師によるマインドフルネスヨガで心身を整えた後は、伝統的なお茶のお点前で一服をお楽しみ下さい。都心のロケーションにて、四季折々の風情もお楽しみ頂けます。茶道やヨガの経験は問いません。詳しくは こちらまで。

時間 120分
詳細はお問合せください。

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体験者の声

英語DE茶の湯は、外国人にお茶を通して日本をより深く理解してもらうツールなのですね。忘れられない体験。(30代女性)
英語であれだけ高度にきちんと教えてもらえるところは初めてです。外国人の知り合いを連れてまた伺います!(20代男性)
日本人が脈々と紡いできたよい伝統。留学を前にこういう経験を通して、自分を鍛えていこうと励みになる時間でした。(20代男性)
ヨガと茶の湯は体験してみて納得!やわらかく流れる清々しいひとときで、大切なものを取り戻したような感覚です。(40代女性)

instructor

講師紹介

保科眞智子(宗眞)

茶道家。裏千家教授。大使館、国際会議、法人研修、教育機関など、国内外にて茶会を多数催す。著書「そのまま あるがまま as it is 暮らしにお茶を。」光村推古書院、『英語DE茶の湯 こんなとき、どうする?!』淡交社。日墺友好15周年事業オーストリア・ロースドルフ城古伊万里再生プロジェクト発起人・代表。

経歴

東京生まれ。生家は旧大名、旧子爵。代々が茶の湯をたしなむ環境で育ち、古典に親しむ。幼少期をアメリカで過ごした後、小学校より高校まで学習院に学ぶ。高校時代に豪州へAFS交換留学した経験が、日本文化発信の原体験となる。慶應義塾大学文学部を卒業。徳川美術館勤務。三児のママとして18年間専業主婦の後、起業。

茶歴30年以上。裏千家15代千玄室大宗匠が掲げる『一盌からピースフルネスを』の理念に感銘を受け、直門となる。森宗明氏に師事し、茶道と和の心を英語で伝える稽古を重ねる。日本文化の継承と国際親善を目的に、茶の湯を通した文化活動を精力的行っている。日本科学未来館主催「世界科学館サミット2017」にて80カ国500名の科学者に茶道体験を提供したほか、国際会議や大使館、法人研修等にて英語茶道イベントを多数主催、これまでに延べ5000人に茶道体験を提供。日本文化の継承と国際親善を目的に、茶の湯を通した文化活動を精力的に行っている。
生家は旧高遠藩主、上総国飯野藩主保科家。会津藩祖保科正之末裔。北白川宮能久親王玄孫。16代徳川家達玄孫。

著書:『英語DE茶の湯 こんなとき、どうする?!』淡交社、『そのままあるがまま as it is くらしにお茶を。』光村推古書院 寄稿:三田評論(2020.10)、淡交(2021.4)ほか


掲載メディア
Timeless Tokyo (東京都)家庭画報 婦人画報日経ARIA、ジャパンタイムスほか


活動JAPAN EXPO PREMIAR 2017 SRI LANKA(スリランカ・コロンボ)、世界科学館サミット2017(東京)、日仏友好160周年ジャポニスム2018・ARETheパリ記念茶会(フランス・パリ)ほか

ブログ

茶の湯のある暮らし - Tranquilitea -

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